あとがき
本作は当サイト、五作目の作品です。
ひとつの夢のカタチでもあります。
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シミュレーションゲーム、ウォーゲームとの出会いは、「ガンダム」がブームとなるちょっと前。
「アニメック」という雑誌の記事だった。
アミカケ・モノクロの小さな、二枚の写真。
『「ガンダム」のウォーゲームをプレイしている』なる短い文章。
「ウォーゲーム」? 将棋・チェスのようなもの…。
モビルスーツやムサイの立体ミニチュアを駒にした、宇宙空間っぽい絵のゲーム盤。
マスやヘックスのようなものはなく、ジオラマの一部を切り取ったような写真…。
聞くも初めてな、"ウォーゲーム"なるものをプレイしてみたく思った。
しかしそんな商品、おもちゃ屋でみたことはない。
無い物は作る。
たった二枚の写真を手掛かりに、自作しようと頭を巡らし手を動かし…。
まぁ、いろいろ課題を解決できなくて、頓挫しちゃったんだけどね。
月日は流れ。
トイズキャビンの「蟹戦車」を見て、あの頃、作ってみたかったゲームを作りたくなった。
それが本作「クラブ・タンク・バトル」。
- ヘックスがない
- 立体フィギュアの駒
そして、
- "オトナのブンドド遊び"[1]
背伸びしたい盛りが、アミカケ・モノクロ写真から感じたものは、多分、ソレだったのだろう。
★ ★ ★
目指したのは、蟹戦車のシミュレーター。
ウォーゲームでなく、蟹戦車の操縦を楽しむシミュレーター。
想定した"ユニットの動き"は、シャアのズゴックだ。
素早く移動し、相手の攻撃を避け、弾き、ガスッと一撃!
「ソレって、戦車じゃなくね?」
だよねぇ〜(笑)
でもさ、アヴェンジャーでも戦車の正面装甲は抜けないでしょ? ガトリングごときならなおさらだよ。
それと「蟹戦車」は元々、シリーズらしくて、ガトリング蟹以外にも種類があるみたい。
本作ルールに"抜け"を感じるトコは、そこら辺のための余白。
今後リリースされたら追加するつもりなので、トイズキャビンさん、よろしく〜♪
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今作を作りながら、ふと思った。
ボードゲームをアナログゲームといったりするけど、実際はデジタルなのだなぁ〜と。
移動はマスやヘックス、サイコロも判定値にも、1と2の間のようなものはない。
対してデジタルといわれる電子ゲームは、三角関数を使うようになり、入力デバイスもアナログ方式が可能になった。
そういう意味じゃないのはわかるけど、名前と実態が逆転してるのはいとおかし。
今作では移動に自在曲線定規を使ってる。
ヘックスを使わないが為だけど、自由に折り曲げて軌道を作るのは、意外に想像力を使い、移動経過を可視化するようで楽しい。
思ってもみなかった発見で、自在曲線定規にはもっと可能性がありそうな気がする。
分度器もそうだ。
分度器の長さを1ターンの移動や1移動力とするのはどうだろう?
TRPGや、アクリルフィギュアをユニットにしたゲームにいいかもしれない。
他のゲームデザイナーにも考えてみて欲しいですね。
誰かが特許で独占できないように。(笑)
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さて。
もし、楽しんでいただけたら幸い。
なにかあれば、<Twitter> まで。
ではみなさん、良き蟹ミソたれ!
- [1]※.ブンドド=子供が飛行機やロボットのオモチャを持って「ブ〜ン…ドドドドンっ♪」と遊ぶさま。





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